消えゆく道具　日本の技術

昔よく見ていたが、今は見なくなったもの！？

これもその一つ

昔は、よく見ていた。

名前も知らないが、

アンビルと言うらしい。

これで鉄を叩いて整形するたたき台

先週の寒波でユニットの水栓が破裂

部品がやっと揃ったので、交換予定が、

水栓を留めるネジが氷の圧力でひん曲がっていた。

新たに注文時間がかかるので修理。

昔はこうやって、直るものは直して使っていたのでしょうが、

いつの間にか交換が当たり前になってきたと思う。

アンビルこれも、今の20代の子は誰も使い方を知らない。

その2

旋盤

自分が子供のころは、どこにも小さい鉄工所があって、

旋盤をよく目にしていたが、最近は、見なくなった。

今、周防大島の伊保田で小さい改修工事をしていて、

そこで、洗面台の交換

陶芸家に特注の洗面台を焼いて貰って取り付けるのに、

ごみのトラップを取ったらポップアップが入ると思ったら、

なんと入らなかった。

取り換え前の洗面台にポップアップが付いていたので、

折角なので流用しようと思ったら

なんと入らない。

普通のポップアップ用は、オーバーフローの逃げ道で

穴が開いているので使えない。

何処にでもあった鉄鋼所は、今はどこにもない。

探すのに苦労した。

1mmほど削る必要があって、それを削るのに

旋盤がいる。

今は見なくなった旋盤

その3

デジカメ

3年位前まで、現場写真を撮るのにデジカメを持ち歩いていたのに、

いつの間にか、スマホで済ませるようになった。

新しく、スマホを買うと、電気屋に行くと、

既にコンパクトのデジカメ自体がほぼ売っていない。

これには驚いた。

一眼レフも売れなくなったそうだ。

日本の得意分野がどんどんとなくなっていくな。