チギリ 無垢のテーブル作成
チギリ 天板の割れが広がらないようにする物
契り(強い約束事)
この言葉からきたのかな?多分
無垢の一枚板には割れがある物が多く
チギリもデザインと考えれば味になる
蝶々の形に似ているので、ちょうちょ
と普段は呼んでいる。
2年前に偶々、気に入ったものを見つけたので、
購入して、暫く寝かしていた。
そってくる為
ブラックウォルナット
2170×910×73
(仕上がり)
まず表面を電動カンナで削り平らにします。
因みに隣にあるのは破風板
倉庫の破風が腐ってきたので交換
無垢の無節のいい材料なので
クリア塗装(バトン)
倉庫には、材料が良すぎて、バランスが取れません、、でした。
なので写真なし
話戻りて
ペーパーで粗仕上げ
天板の振れ止め
古民家の解体の時に見つけたもの
多分クサビかに使われていたものと思われる。
割れがあるので、左右が上下にそってきたので、
振れ止めの為に横に掘り込み
深すぎると板が割れそうな為に
あえて、入れこまずに
チギリ
楓と紫檀
配置を決めて
天板に掘り込み
少しずつ合わせていきます。
緩くても、きつ過ぎてもダメ
これぞ職人技
こんな感じになります。
高い部分は、鉋で削っていきます。
職人技
削りくずがいいですね
機械で削るとこんな削りくず
ペーパーで全体を仕上げて
オスモ塗装で仕上げ
こんな感じに仕上がりました。
割れ部分は、そのうち樹脂で埋めます。
家具も注文でデザイン、作成致します。
無垢のいいものは、いいですよ。
フローリングでも、
合板と無垢では、肌さわり、温かさが全然違います。
勿論短所もありますが、いい物はいいです。
2020年03月31日 |
Kazahi Blog , 日々のコラム